ペットシッターアビーのブログ

私の師匠は、
実は、バイトでペットシッターをさせて頂くお宅のトイプードルなんです。
（写真は、トイプードルではありません）

２月いっぱいでバイトを辞めるこのタイミングで、最後のお世話をさせていただくことになりました。

トイプードルは、本来ならとてもフレンドリーな犬種なのですが、こちらのお宅のワンちゃんは、姿はトイプードル、性格は柴犬なんです。受け入れてもらえるまで、とても時間がかかりました。

言葉が通じない分、怒って威圧する方法よりもお友達になりたいんですと意思表示することに努めたので、時間がかかったのもあるかもしれません。
粗相をしたり噛み付きがあったりと、１０歳を超えている割に落ち着きにないワンちゃんで、ストレスがあるようなので、あえて望みを叶える方向でお世話させていただきました。

今では、フセや鼻チュウも出来るようになり、私の姿が見えないと甘える声を出してくれるようになりました。

バイトなので叶いませんが、本当は飼い主様と密に連絡を取らせていただきながら、簡単なしつけの仕方や普段の様子なども情報交換させて頂きたかったです。

自分でペットシッターを始めたのも、その辺りのコミュニケーションが上手く取り難かった事もあります。

ワンちゃんは、マニュアルに載っているように簡単には心を開いてくれない事も多々あります。
誰が悪いのでもなく、それが個性ですから、個性に合わせて接すれば問題は減っていきます。

大好きな飼い主様がいないということで、ワンちゃんは少なからずストレスを感じます。
そのストレスを、飼い主様がいなくても楽しいこともあるよ！と軽減を図るのが、ペットシッターの役目です。

ペットシッターアビーはご飯や排泄の処理、お散歩のほか、＋α　の部分を大切にしてお世話に取り組みます。
それを教えてくれたのは、師匠のトイプードル君。
本当に、ありがとうございます。

今度、担当になるシッターさんを困らせないでね。
もう歳だし、私の師匠なんですから、無理せずに長生きしてね。

ペットシッターAbbey（あびー）　
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